2015年 12月 14日
審美歯科でセラミックの種類別の失敗するリスクについて |
審美歯科では、一般歯科とは違い、見た目の美しさにこだわった治療をしてくれます。
噛むことや話すことという、口や歯の機能だけでなく、審美的な面まで考えた治療をするのが、
審美歯科なのです。
ですから、虫歯になった歯を削って、一般歯科では銀歯を詰めるところを、
審美歯科では白い詰め物やかぶせものをします。
白いかぶせものでよく使われるのは、セラミックです。
透明感があり、人間の歯とよく似た色を出すことができます。
セラミックには、いくつかの種類があり、それぞれに失敗するリスクがあります。
オールセラミックという、全てセラミックで作られた種類があります。
これは、強度も強く、きれいな色彩を出すことができます。
また、金属を一切使わないので、太陽光を透過し、とても自然な歯にすることができます。
金属アレルギーの心配もありません。
ただ、噛みあう力には強いのですが、横の力に弱いので、
歯ぎしりがある患者さんに装着すると、かけてしまうことがあります。
また、審美歯科ではハイブリッドセラミックというものもあります。
これは、プラスチックの粉末を混ぜて作られた素材です。
プラスチックが入ったことで、素材的にやわらかいのが特徴です。
しかし、プラスチックは変色してしまう特徴もあり、
長い間つけていると、だんだん色が変わってきてしまいます。
また、かみ合わせによっては、割れてしまうことがあるので、
事前にかみ合わせのチェックをすることが欠かせません。
他には、内側に金属があり、その上にセラミックを貼り付けたメタルボンドというものがあります。
金属が内側にあることで、前歯だけでなく奥歯まで、かみ合わせの力に耐えられる素材です。
表面は白く、見た目はとてもきれいですが、
裏側には金属があるので透明感の面では劣ります。
また、金属を使用していることで、歯茎の色が金属イオンによって黒くなってしまうことがあります。
そして、歯周病によって歯茎が腫れたり、歯茎が下がってしまうと金属が見えてしまいます。
by sdm0rbzast
| 2015-12-14 14:44
| 三重で安いオールセラミック